会長 深田一弥の異見!

2021年6月1日

コロナウイルス感染拡大ストップのために

 コロナウイルスの感染拡大が止まらない。ようやくワクチン接種が先ずは医療関係者、次に高齢者対象に始まった。各地の緊急事態宣言もさらに延長されたので、特に飲食業界からは悲鳴が挙がっている。兎に角、東京オリンピックを何とか開催するために、政権は強引な手を打ってきたなと思った。

 我が国は、当初、このウイルスを楽観的に見ていた。安倍政権時、インバウンド需要が国是でもあったことから、大量の中国人観光客をしばらく野放ししてきた。また「アベノマスク」程度で「良し」としていた。米英や中露のように常に戦時体制の国々は、早くからこのウイルスを危険視しワクチンは戦略物資と見て開発をした。我が国はやはり平和ぼけなのだろう。

 例えば食糧自給率を見ても50%にも満たない。もし戦争でも起きたら食料の大半が海外からは入ってこなくなる。かつて中曽根政権のアドバイザーをしていた世界的著名と言われたコンサルタントのOは「日本の米は高いので全て海外から買え」と馬鹿な意見を堂々と主張していた。また当時流通界のカリスマ経営者と言われたNは「国内生産品は高いので自店で売る商品は全て海外から調達したい」と言っていた。国内生産者を大事にしない企業は潰れると思っていたら本当に潰れてしまった。

 米国や欧州の先進国は食料も戦略物資として自給率を高めようと必死なのだ。当然それにはワクチンなどの医薬品も入る。一人10万円や何とかキャンペーンで多額の国費を使うなら、国内でワクチンや治療薬の開発に同額の金を使ったらとっくに国産品が出来たのではないのか?

 現在、日本の薬品メーカーや大学医学部では完成間近の段階で後は資金と治験者だけとも聞いている。治験者が集まらないと言うが、今のご時世、一人5万円も出せば何万人も直ちに集まるだろう。要はやる気が無いのだ。

 厚生労働省は、過去の薬害のトラウマで国産薬承認に及び腰との話も聞いた。それこそ政治判断で、首相か大物大臣が、「そういう失敗があったら自分がハラを切るから安心してやれ」と言えば官僚は安心するだろうに、誰も責任を取ろうとしないから、こんな混乱が起きている。

 以前にも書いたが、国産のイベルメクチンやアビガンも客観的な効果が認められないとして承認しないが、海外では効果有りとも言われているのだから、少しでも効果可能性があれば承認すべきだ。また、奈良県立医科大がペットボトルのお茶でコロナウイルス死滅の効果をプレス発表したことや、メーカーがPRしている深紫外線LEDがコロナウイルスを瞬殺することなどは、一向に大手メディアは取り上げない。かつて大阪の知事がうがい薬に効果あると言ったらメディアは一斉に叩いた。うがいもした方が良いのだから、叩くので無く、感染拡大を弱めることはドンドン勧めれば良いだろう。

 それなのに何故、海外製のワクチン接種ばかり言うのか。このワクチンも今までの「生ワクチン」や「不活化ワクチン」と違い、「mrNAワクチン」といういわば合成ワクチン的なものだ。長期的にみると人体にどんな副作用があるか未知である。

 どうも、世界の製薬メーカーを牛耳っている巨大な勢力から、それらワクチンを購入しないと、他の何らかの生活必要物資を購入できないような仕組みの中に我が国は居るのではないかとうがった見方をしてしまう。またかの陰謀論だと笑われるかも知れないが、私にとって現状はあまりにも不審なのだ。


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