所長 深田一弥の異見!

2020年6月4日

もう賞味期限切れ!安倍政権

 新型コロナウイルス騒動が未だ止まない。それでも世界的に見ると我が国の感染者数とその死亡者数は驚異的に少ないそうだ。新年早々のクルーズ船でのコロナ騒ぎの対応のまずさから、世界から袋叩きだったのに何と世界の論調もいい加減だったのかと思う。まあ、その後、欧州諸国のパンデミックで人ごとでなくったからだが。

 しかし、だからと言って現政権のコロナ対応が素晴らしかったと言うとそれは全く当てはまらない。台湾では早々に大陸との交流をストップし、感染者を極小に抑えていた。安倍政権は3月に来日予定だった中国の習近平への忖度なのか、あるいは政権目玉の景気対策インバウンド振興のためか、中国人の流入をストップせずにコロナの蔓延を招いてしまった。その後は各自治体の対応、医療機関の頑張りと何より国民の衛生意識に助けられて、感染者数と死亡者数をここまで抑えられたと言えるだろう。

 何せ、当初対応が「アベノマスク」で、市内中心部にある事務所には2枚入り1セットが配達されたが、町外れの我が家には未だにマスクは配達されない。ドイツ人に嫁いだ知人女性から「マスク2枚」は、ドイツ在住の日本人同士で全く恥ずかしいと憤っているとメールがきた。確かに百戦錬磨のドイツのメルケル首相と苦労知らずのいいとこのボンボンの安倍首相とでは比較にならない。

 特別定額給付金にしても二転三転、やはり大資産家で元JC会長の麻生財務大臣があの下品なべらんめえ口調で1家庭30万円に固執していたが、公明党の圧力でやむなく一人10万円に急遽変更された。これには担当していた次期首相の呼び声高い岸田大臣の立場がなくなったと言われた。現在の安倍第4次内閣の顔ぶれを見てみると首相をはじめ苦労知らずの2代目や3代目がぞろぞろだ。これではこんな時の危機対応は不得手なのだろう。

 かつての東日本大震災時の民主党政権の対応を安倍首相はよく「あの悪夢のような」と言う。しかし、もしあのとき現政権だったとしたらこの内閣の顔ぶれでどれほどのことが出来たのかと思うが。それでも、長期政権となった安倍政権をメディアはあまり批判しないのは何故か?森友学園・加計学園と一連の新設問題、後援者の桜を見る会関連、度々の閣僚の不祥事等従来ならとっくの昔に潰れてしかるべきなのに、歴史的に長期政権を続けている。それほど代わりになる政治家がいないのか?

 若い政治家が大統領になる場合が多いアメリカでは共和党も民主党も次の候補者は70歳オーバーであるというのは何か必要性があるのだろう。現在は極めて混沌の激動期であり、生半可な政治家ではとてもこの状況を乗り切れないためだと思われる。平穏な時代に変革をもたらすには若いと言うことは力を発揮できるが、今はそういう時ではない。

 現政権は何となく家柄が良いだけで、それほど頭が良いわけでも無く勉強家でもない、経験も浅く頭でっかちのお坊ちゃん政治家ばかりである。現状では彼らには荷が勝ちすぎるといえる。安倍首相は国会で攻撃されるとわがままなお坊ちゃんらしく激高して口から出任せで反論するものだから、官僚はその対応に追われてしまう。モリカケもそうだし、検事総長問題も全く同じである。

 安倍晋三を担いでいる組織はそろそろ彼を首相の座から降ろしてやるべきであろう。そうしないと益々みっともなくなるのではと、安倍晋三を憎からず思っている一人として心配な今日この頃である。