事務所通信

2017年2月21日

中小企業経営者のための一口メモ(9)

あなたは会社の業績を伸ばす生き方をしていますか
サブプライムローンから端を発した金融危機は、一昨年のリーマン破綻、昨年のドバイ危機そして今年になってのギリシャ財政破綻とどこまでその連鎖が続くのかと心配になります。

我が国財政も相当厳しいのですが、それよりも中小企業の企業経営者にとって大事なのは「何時になったらこの不況から脱するのだろうか?」で、このままでは「いつまでウチの会社は持つのだろうか?」ではないでしょうか。

しかし、この不況下でも元気でしかも利益が出ている中小企業もあります。そういう企業の共通点は、経営者が明るく前向き積極的なのです。儲かっているからそうなっているのではなく、意識してそうしている結果なのです。

脳トレのある脳科学者は、ツキが出てくるための3要素として「朝起きたとき」「夜寝るとき」そして「ピンチに遭遇したとき」このいずれもワクワクした気持ちを持てるかで不思議と人生のツキが変わることを挙げています。

逆に人生を駄目にする3つの言葉としては、「疲れた」「無理、できない」「不平、不満」だそうです。この言葉は自分だけでなく辺りも駄目に引き込んでしまいます。これらの事をしっかりと守るだけで自分の人生が変わるし、従業員も変わり、そして結果会社の業績も良くなっているそうです。

実際、それで良くなった企業経営者、そして有名スポーツマンから直接私は話を聞きましたがここで名を挙げることは遠慮します。 確かに私は、数百の中小企業を見てきましたがこの考えは当たっているなと思いました。「不景気で儲からない」ではなく、そう言って儲からなくしているのは「社長さんあなたですよ!」。