「孤独」は消せる。
この本は、ロボットコミュニケーターの吉藤健太朗さんと言う30才の若者が書いた。 本来ならこの本は書店のジャンルでは「精神衛生」とか「青年心理」にでもありそうな タイトルだが何と「科学技術」コーナーに置いてあった。 小・中学校で不登校になったこともあるどちらかと言うと人とのコミュニケーションを 取るのが不得意な青年が、人との接触は、直接は無理でも自分の身代わりがあればと 思って作成したロボットだそうだ。それが寝たきりで療養を受けていて学校に行けず、 友達とも遊べない子ども達がそのロボットが身代わりで学校に行き授業を受けることができた。 さらに元気だった時のように友達とコミュニケーションを取れるようになったと 喜ばれているとのことである。今の若者の考えや行動は理解しがたいものがありますが、 こういう世界もあるのだと言うことを感じた。